マスクは顔の魅力を隠す?

白いマスクをつけると、顔の魅力が下がる。そんな調査結果を北大大学院文学研究科の河原純一郎特任准教授らがまとめたそうです。マスクなしとありの顔写真を別人に見せ、印象度を点数化して比較したそうです。マスクをめぐっては近年、風邪の予防や花粉対策という本来の用途ではなく、化粧いらずの「伊達マスク」が若い女性を中心に人気となっています。
マスクの有無の調査では、女性の顔写真の平均点が、なし49.1点、あり44.7点となったそうです。男性はなし41.7点、あり39.0点で、男女ともにマスク無しの方が高い評価だったとのこと。
河原特任准教授は「顔を隠すことで見た目に影響が出るだけでなく、『病気』『不健康』といった白いマスクの一般的な印象が魅力の低下を招いた」と分析。マスクは顔の情報量を減らすため、美しい肌や唇など本来持っている魅力的な特徴が多いほど好感度を下げるほか、白いマスクの負のイメージが魅力をさらに減退させているようです。
一方、日用品に関する情報を提供するプラネットが昨年12月、男女約4千人に行ったインターネット調査では、20代女性の44.9%、30代女性の31.3%が「伊達マスクをしている」と回答。「化粧をしていなくても気にならない」と言った理由が多く、「目元が強調できる」などファッション感覚の人もいたそうです。
目元を強調して、自分の欠点を隠すことで「美人」に見えると評判の伊達マスク。でも、実際には目元以外の魅力が隠れてしまうので逆効果ということでしょうか。