真っ白なナマコ発見、しかし・・・

徳島県阿南市の海沖合で、素もぐり漁をしていた漁師の男性が、真っ白なナマコを発見した。この白いナマコを博物館で展示しようとしたのだが・・・。
白いナマコは体長15センチほどで、ラグビーボールのような形をしている。漁師の村田将さんが、淡島海岸から1キロほど離れた沖合の磯で発見した。
地元の漁師によると「ちょっと珍しいね。50年の間に2回ぐらいしか見たことない」「かなり少ない。万に1匹おったらいいほう」とのことで、とても珍しいナマコだそうだ。県水産研究課によると、本来あるはずのメラニン色素を持っていない突然変異種の可能性が高いという。
村田さんは、この白いナマコを多くの人に見てもらうため、徳島県美波町の日和佐うみがめ博物館「カレッタ」に寄贈したが、困ったことが起きた。カレッタの水槽ではウミガメを飼育しており、ウミガメにとってナマコはエサになるものなのだ。
仕方がないので、カレッタ側は「道の駅・日和佐」の足湯コーナーに置いたクマノミの水槽にナマコを入れてみた。すると、少し経つとクマノミたちがナマコをつつき始めた。30分後もそのままだったため、やむなくナマコは回収となり移動用のバケツに戻されたという。
珍しいアルビノのナマコは自然界からすると異様なものに見えるのだろうか。新しい住処が見つかることを願おう。